両親の不仲は、想像以上に子供の心にストレスを与え続ける

両親の不仲が子供に与えるストレスとは?

心の傷。これは内から自然とできるのではなく、外部から与えられるものです。

あなたが過去を振り返った時、家庭内で辛い経験をした思い出が蘇るのであれば、それはその経験があなたの心に傷をつけた原因になっているかもしれません。

「共依存」という言葉があります。
自分の気持ちを大切にするよりも、家族や恋人の問題にばかり一生懸命なり、その問題の後始末にのめりこんでしまう状態のことを言います。

相手の成功や失敗も自分に置き換え、その人が犯した責任さえ肩代わりしてしまう事もあります。
そうなると、困った状況を何も解決できずに、さらに深みにはまっていく状態へと陥ってしまうだけです。

両親が不仲だと、幼少期に無邪気になれる環境を失ってしまいます。子供時代を自分らしく過ごせないと、「両親が不仲なのは自分が悪い子だからだ」と捉えてしまうようになります。

大人になってもこういった感覚を抜くのは難しく、自分の事よりも相手の事を強く思う様になってしまうのです。

両親が不仲だと子供にストレスを与えそれが原因でトラウマになることも

毎日両親が喧嘩ばかりしている状態で育った子供は、どんな大人に成長してしまうのか。
人が生まれて最初に人間関係を学ぶ場所は「家庭」です。子供がまず最初に接する大人は、両親なのです。

どんな夫婦だってたまの喧嘩はするものです。

普通の喧嘩で仲直りするくらいのものであれば、その喧嘩を子供が目にしたとしても、悪い事があっても元に戻る、人生の良し悪しを学ぶこともできます。

でも両親がずっと不仲でお互いの悪口を子供に聞かせ、常ににらみ合っているような環境で、子供はスクスクと育つでしょうか。

希望ではなく、人生に対して絶望を抱いてしまう危険性は充分にあります。

両親がいつ離婚してしまうのか、もし離婚してしまった場合自分はどうなってしまうのか、そういった不安をずっと抱えながら過ごすことになります。

安心を与える場であるべき家庭が不安でしかない状況では、子供にとって決して良い環境とは言えません。

両親の不仲が原因で、子供の心は傷つき、それがトラウマとなってしまうのです。

両親の不仲などにストレスを感じ、心が痛むインナーチャイルドとは?

子供の頃からの体験や培ってきた心の一部、自分を守るために子供時代の人格が今もなお頑張っている状態のことを「インナーチャイルド」と言います。
心の内側にいる子供という意味です。

あなたの心を守るものであり、あなたの心の内側にあり続けるためずっと反応し続けるものです。

インナーチャイルドはいろんな思いや行動のクセが原因とされており、子供時代の体験が大きく影響します。

子供の心は成熟しておらずとても繊細です。ちょとしたダメージも大きく受け止めます。
子供は愛されることで生きていると認められていると感じるものであり、愛されてないと感じると絶望感を味わうのです。

子供は親の愛を求めます。
親の愛を失わないよう、不安にならないよう、子供は自分の世界を平和に保とうと必死になるのです。

親が喜び笑顔でいると子供は安心感を偉るので、親が喜ぶことをしようと一生懸命になります。明るく冗談をいったり、お手伝いをしたりするでしょう。

そして自分が何かのリアクションを起して親が自分に注目してもらうよう、成功したことを何度も繰り返し行おうとするのです。

両親が不仲でトラウマを心に抱えている時克服方法はあるのか?

両親が不仲で心にずっとトラウマを抱えたまま成長した場合、そのトラウマに打ち勝つ方法は果たしてあるのでしょうか。

その方法を知る前に、まずは自分の本当の気持ちに向き合ってみましょう。そこから始まるのです。自分の気持ち=両親が不仲で傷ついたことになります。

幸せな家庭環境で育たなかった、両親が不仲だった、その悲しみはどれも正しい感情です。その気持ちを正面から自分自身が受け止めることが大切なのです。思い出すことはとても辛いことですが、目を背けてはだめです。

両親が不仲なとき、何もできなかった自分を責めてしまうこともあるでしょう。
でも幼いあなたに何もできるはずがありません。自分を責める必要なんてないのです。
家庭内が幼い自分の世界の全てだった時に、あなたに何ができたでしょう。

よく「あなたがいるから離婚をしないで我慢している」という親がいます。
そういった言葉に囚われている人は多いですが、それはあなたに全く関係ないことです。
両親とあなたは全く別です。大人になったあなたは自由。自分の責任で動けることをわかってください。

両親が不仲だと子供の性格もひねくれた性格になりやすい危険性

家庭環境はそれぞれですが、両親が不仲な環境で育った子供の多くは、ひねくれた性格になりやすいと言われています。

それは愛情をたっぷりを受けられなかったから。
愛情を受けて育った子供は、愛情表現が豊かです。それは、自分が受けた愛情をそのまま人に与える術を持っているからです。

愛情を受けて育たない子供は、愛情というものを知らない為、人に対してもどうやって愛情表現を伝えるべきかわからなくなります。
愛情表現ができないと、コミュニケーションも苦手になるのです。

人に対して優しく接することができるのは、自分の普段から笑顔で生活できて愛情をたっぷり受けているからです。

両親が不仲で殺伐とした家庭環境で育つと、それが当たり前と子供は捉えてしまようになり、笑顔でいないことが当たり前と感じてしまうのです。

そうすると、人に対しても笑顔で接することができないため、他人から見るとひねくれた性格だとなってしまうわけです。