ポスターの折り目を消すには?完全には無理でも薄くできるかも

ポスターの折り目を可能な限り消す方法。湿気とアイロンを上手に使う

ポスターは雑誌の付録などにもよく付いてきますよね。
好きな芸能人などのポスターの場合、顔の部分にくっきりと折れ線が入っていたりして、残念な思いをしたことがある人も多いはずです。

ポスターのシワを目立たなくする方法としては、まずポスターの裏側に霧吹きを使い、少しずつ湿らせます。そして、裏から低温に設定したアイロンで、当て布をしながらゆっくりとシワを伸ばします。
シワが完全に消えるわけではありませんが、やらない状態よりはかなり目立たなくなります。

ポスター用のパネルに入れて飾るという場合には、ポスターに少し湿気を与え、時間を置いてからポスターをパネルに貼り付けます。
ポスターが乾くと、線が目立たなくなります。

ポスターの折り目は、日本の伝統的な技法「裏打ち」で消す!

裏打ちとは、紙や布、革などの裏に、別の布や紙を貼って、丈夫にする方法です。
もともとは、水彩画や水墨画などに使われてきて、丈夫にする役割と、起伏をなくすという効果があります。

ポスターにこの裏打ちを応用すると、シワや折り目などを目立たなくして、丸めて保管していた場合には、このクセを取る効果が期待できます。

ポスターに裏打ちをする場合には、霧吹きなどで水分を与え、シワを伸ばします。さらに刷毛などを使い、丁寧に折り目を伸ばしていきます。
その後、糊を付けた裏打ち用の紙をポスターに貼り付け、乾燥させます。

また、専門店などでは、熱で溶けるシートの上にポスターをのせて、機械でプレスして、シワやたるみを伸ばすという加工(ドライマウント加工)もあります。

ポスターの折り目を消す方法、丸まったカレンダーの伸ばし方

ポスターの折り目を消して、丸まりも解消したいという場合には、テーブルのヘリを使って軽く伸ばしてみましょう。
丸まりは、伸びやすいかもしれませんが、折り目が強く付いていると、そこから切れてしまう可能性もあるので、折り目が強いものには注意が必要です。

また、丸まりが強く使いにくいものと言うと、カレンダーではないでしょうか。
多くのカレンダーが丸まった状態で売られています。

まず、丸めた状態のカレンダーを冷蔵庫で15分ほど冷やします。
冷やしたカレンダーは、冷たくなって少し湿気を含んだようになります。
そのカレンダーを机の上に置き、ドライヤーの熱を当てます。

温度差で結露が起きた紙は、紙の繊維のすき間を広げて紙を柔らかくします。それを机などの平らな場所で乾かすことによって、真っすぐになります。

汚してしまったポスターは水洗いして窓ガラスに貼り付ける?

ポスターを汚してしまった場合には、諦めるしかないのでしょうか。

コーヒーなどをこぼしてしまった場合、にじまないインクや、破れにくい紙を使ったポスターならば、すぐにキッチンに持って行って、汚れを優しく洗い流しましょう。
そして、乾かす場合には、窓ガラスに貼り付けて乾かします。

そのシミの濃さによりますが、あまり濃くないシミの場合には、そのままふき取るだけよりも目立たなくなっていることが多いと思います。
もちろん、紙質やインクの素材によっても違いがあります。

自宅プリンターや水性インクを使ったものには、水は厳禁です。
その場合には、当て布をしながらアイロンを掛けるという方法の方が良いでしょう。

本などを汚してしまったという場合には、窓ガラスに貼り付けることはできないので、吸水してくれるものを間に挟んで、重しを乗せておきます。

ポスターはこんな保管方法で傷んだり劣化してしまう!

【巻きグセ】
ポスターを持ち歩いたり、保管する場合、収納する場合にも。筒状に巻いて輪ゴムなどで留めるというのが一般的ではないでしょうか。
販売されているポスターなども、このように巻いた状態でビニールが掛けられて売られています。
しかし、この状態で置いておくと、巻きグセが付き、輪ゴムを外してもくるりと丸まってしまいますよね。
丸まる反対側の方へ丸めて、クセを和らげるという方法を取る方もいると思いますが、無理に行うと、紙が波をうったようにうねってしまうことがあります。

【色あせ】
ポスターを日のあたる場所に長く張っていると、光を浴びることで印刷が劣化してしまい、「やけ」と言われる色あせが起きることがあります。この色あせは日光によるものが顕著ですが、蛍光灯の光によっても若干の色あせはあります。
色あせが起きると、徐々に色合いが白っぽくなり、鮮やかさがなくなります。

【うねり】
ポスターを湿度の高い部屋や、日陰の湿っぽい部屋に置いておくと、ポスターの紙が湿気を吸収して、うねりが出てしまうことがあります。水分を吸い込み過ぎると、乾いた後にも、そのうねりが残ってしまいます。
これをまた平らな状態に戻すというのは、かなり難しいでしょう。
さらに湿気を多く含むと、水をこぼしたような跡のシミができてしまうこともあります。ポスターを長期間保存する場合には、湿度が高い場所やジメジメする場所は避けた方が無難です。