年末調整で新卒前のバイトの源泉徴収票が必要と言われた場合

新卒で入社したけれど入社前のバイトの源泉徴収票は年末調整で必要になる?

会社員やアルバイトをしている人は給与明細をみて見ると、所得税が引かれている事に気付くでしょう。この所得税は、おおよその金額が引かれています。

年末に、1年間の年収や所得控除などを計算して、天引きしていた所得税との差額を調整するのが年末調整です。

この年末調整のためには、前職がある場合は、その年に働いて収入を得た金額も含めて計算しなければいけません。これは、アルバイトであっても収入がある場合は、必ず源泉徴収票の提出を会社から求められます。

ちなみに、税金の差額を計算するには、会社が行ってくれる年末調整と自分で行う確定申告があります。

収入があるのに源泉徴収票の提出がされないと、会社では年末調整を行わず、自分で確定申告をするように言われるでしょう。

自分で確定申告するのは結構面倒な手続きのため、特別な事情がない限りアルバイトの源泉徴収票を提出して、会社で年末調整してもらうことをおすすめします。

新卒でバイトの源泉徴収票が見つからないときは?年末調整で源泉徴収票が必要な場合とは?

新社会人として就職が決まっていても、3月ぎりぎりまでアルバイトをしている人も多いでしょう。

学生がアルバイトをしてもらう「バイト代」と就職して社会人になってもらう「給料」は別物と捉えてしまう人も多いですが、同じ年の1年間で得た収入という意味では、バイト代も社員としての給料も同じ収入です。ですから、アルバイトの時に得た収入がある場合は、一緒に年末調整の対象になります。

新入社員として入社する年の1月~3月の間にアルバイトしている場合は年末調整の対象になりますが、アルバイトの場合は月額88000円以上が源泉徴収の対象のため、88000円以下だった場合は源泉徴収の対象になりません。

学生のアルバイトと考えると、月額88000円に満たない場合も多いと考える会社が多く、最初から新入社員に源泉徴収票の提出を求めない場合もあるようです。

新卒でもバイトの源泉徴収票が必要 年末調整について

新卒で入社したものの、1年経たずに途中で辞めてしまうケースがあります。入社時に年末調整に使うと言われてアルバイトの源泉徴収を提出している場合、途中で辞めても年末調整はしてもらえるのでしょうか?

答えは、「してもらえない」です。

年末までに再就職出来れば、再就職先で年末調整してもらえる可能性はありますが、再就職出来なかった場合や再就職先では転職者の年末調整を行っていない場合は、源泉徴収票をもとに自分で確定申告をする事になるでしょう。

アルバイトの源泉徴収票は新卒で入社した会社に渡しますが、新卒で入社した会社を辞める時に源泉徴収票を貰えます。この源泉徴収票には、アルバイト分も合算された源泉徴収になっているはずです。

なお、アルバイトでも年末調整は必要です。1箇所でアルバイトしている場合は、そのバイト先が年末調整をしてくれるでしょう。

年末調整の時期になると会社から2種類の書類を渡されますので、必要事項を記入して提出します。アルバイトを掛け持ちしている場合は、メイン(収入の多い方)のバイト先で年末調整しましょう。

年末調整でバイトの源泉徴収票の提出を言われたら?

親切な会社やきちんとしている会社の場合、「今年、アルバイトをしていた人、そのアルバイト先の源泉徴収票があれば提出してください」と言われる事もあります。

源泉徴収票は、辞めた会社やバイト先からその年にその社員が働いた収入を証明するものとして渡される紙です。

1月~3月にアルバイトをしていた期間があれば、辞める時に源泉徴収票を貰っているはずです。そのため、貰っていれば年末調整で使うから下さいということです。

ただし、アルバイトが辞める時に源泉徴収票を発行していない会社も多いです。本来は必ず発行する物ですが、小さい会社などでは言われない限り出さないというスタンスの会社もあるのが現状です。

そのため、アルバイトをしていたけど源泉徴収票を貰っていないという場合は、アルバイト先に問い合わせて源泉徴収票の発行をお願いしましょう。それでもダメな時は、税務署に相談する方法もありますが、絶対に会社に提出しないといけない訳ではありません。

ですから、あまり無理しなくても良いのではないかと思います。
無くても年末調整の対象になりますし、会社も学生時代のアルバイトなので「あれば出してください」というだけで、絶対出さないと仕事に影響するというものでもありません。

年末調整で必要なバイトの源泉徴収票 発行してもらえなかったら?

会社に言われてアルバイト先に源泉徴収票の発行を依頼したのに「発行していない」と断られることもあるでしょう。本来は雇用者は源泉徴収の義務や源泉徴収票を発行しなければいけません。

しかし、アルバイト先によっては「うちは発行していないから」と断られて困ってしまうこともあるでしょう。お願いしてもダメな場合は、税務署に相談するしかありません。

辞めたアルバイト先と源泉徴収票の発行を巡ってトラブルになるのは避けたいと思いますので、穏便に話し合ってもダメな場合は「じゃあ税務署に相談してみます」と言ってみましょう。もしかしたら、しぶしぶでも態度を変えてくれる可能性があります。

「勝手にしろ」と言われたら、アルバイト先から貰った給与明細を持って税務署に行きましょう。税務署に行ったら、『源泉徴収票不交付の届出書』というものを提出します。

国税局のホームページからプリントアウト出来ます。